体調も回復してきて、やっと映画、音楽や本に興味が戻ってきました。それまではほーんと、何もできなかったんです。唯一龍馬伝を観ていたくらい。正直レディーガガ観に行ったときも感動ゾーン(そんなのあるのか?)にフィルターがかかってしまったようで、今思えば非常にもったいない。

で、最近はまた映画を観たくなって、早速インセプションを観てきました。ネタバレしないように書くのが難しいけど、本当におもろかったですよ〜!後で上映時間を見たら148分?!私は1時間半くらいかと思っていました。それくらい引き込まれちゃったってことね。

ストーリーは、人の夢の中に入り込んで秘密やアイデアを盗み出すプロのディカプリオが、渡辺謙演じる会社社長に依頼されて、謙さんのライバル会社の跡取り息子に、自らその会社を事業転換したくなるような考えを植えつけようとミッションを遂行するというもの。ミッションインポッシブルとマトリックスが融合したようなカンジです。

他人の潜在意識に入るために映画の中ではアタッシュケースに入った機械を使って、点滴みたいな管を体に刺してみんな寝てしまうのが何とも不思議な光景。夢の中ではスリリングなカーアクションが展開されているのに、みんなダラーン。バイオレントムービーは嫌いですが、これは夢なんだと思うと抵抗なく観れちゃうのも不思議です。で、夢から覚めるために、起きている仲間が寝ている人に大音量で音楽を聴かせるんですけど、それがエディット・ピアフなんですねぇ。マリオン・コティヤールがエディットピアフの生涯を以前熱演していたから、それにひっかけてなのかとちょっとニヤっとなりました。

それにしても渡辺謙はすごい。
本当に白血病だったのかと思うくらい元気ですよね。
ヤクルトのおかげ?
昔のNHKの伊達政宗に代表されるように、時代劇もいけちゃうし、
作法もばっちりだし、ハリウッドのおかしな日本文化の表現をどんどん直していってほしいですね。ちなみにインセプションでも新幹線の車内のシーンがあって、個室になっていました。ってないし!

ちなみに、私も旧姓が同じ渡辺なんですよ。ちょっと嬉しい。