ラジオDJの仕事をするようになって、
色々なアーティストの新譜CDを聴く機会が増えました。
(レコード会社のプロモーターさんありがとうございます☆)

その中でもコリーヌ・ベイリー・レイの
The Sea(邦題「あの日の海」)はかなり効きます。
効くっていうのは、涙にってことなんですが、
彼女の声のバイブレーションというか、音波が
悲しみや虚しさを全部呑み込んだ人のそれに聴こえて
まさに魂の琴線に触れたってカンジで、
私は車の中で号泣してしまいました。

あの日の海
あの日の海
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コリーヌ・ベイリー・レイ
EMIミュージックジャパン (2010-01-20)
売り上げランキング: 149
おすすめ度の平均: 5.0
5 「時」.....それは流れいくもの。
5 今年のマストバイ。
4 買いです。
5 so good!
5 力強く蘇ったコリーヌちゃんに拍手



彼女は祖父を船の事故で亡くし、また2008年には夫に突然
先立たれてしまうという辛い経験をしてきました。
そんな予備知識があったからか分かりませんが。。。
大切な人を亡くして、
もう生きていても仕方がないと死に対する恐れよりも、
その人のそばに行きたい気持ちという願いの方が勝っていた時が
彼女の中にもあったんじゃないかな。
I'd Like To Call It A Beautyという曲には、
先に進むことへの躊躇いと、背中を押してくれる存在
(仲間、自然、神様)への感謝が込められています。

うーん、私の勝手な解釈かもしれないけど。。。

私も1年前お腹の子がいなくなってしまって
私も連れてって沢山泣いたけど(ごめんね相方くん)
このアルバムを聴いて、
まだこんなに涙が残っていたんだなー。
「縁がなかった」、「これは自分が強くなるチャンス」と
自分に言い聞かせるより、弱くても魂がきれいでいた方がいい、
と思わせてくれる癒しの一枚でした。

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