モントリオールのIndigoという本屋で
立ち読みをしていたら、
あるホリスティック系の雑誌でこの言葉を見つけました。
読むと、いわゆるLOHASピープルを表す
新しい言葉のようで、

時代の先端を行きつつ、
内面的な充実を求めるライフスタイル、
およびそれを実行する人のこと。
キーワードはヨガ、オーガニック、アロマセラピー、エコ。
(メルマガ「辞書にない英語で世界が分かる」より)

あと反ブッシュというのも共通(爆
それにしてもエコリュクスだのBOBOSだの色々あるのに、
また新しい言葉かぁ。

今までの旅でも
ディープエコロジストともいえるような人にも会ったけど、
そういえばLOHASという言葉が
あまり認知されていなくて意外でした。
日本では百貨店がこぞって使ったくらいの
流行語だったのにね。

そんなエコマインドが強い人の中で印象深いのは、
やっぱりシアトルのハーモニー。

彼女はお母さんがヒッピーであったり、
大学で環境学を学んでいたこともあって、
語りだすとかなり熱いです。
例えばバナナは、
南米の森林を切り開いて畑を作っているため、
周辺に住む動物の住む場所がなくなってきて、
また農薬等を大量に使ってその排水が周辺に
流れ出しているんですって。
(ドールが悪名高いメーカーらしい)

「だから私はドールのバナナは食べないの」と。

そうかー、バナナにそんな背景があったとは。

そういえばどこかのHPで、
最近環境に優しいからと石けんの元となるパームヤシが
東南アジアで急速に需要が伸びて、
そのせいで地域の森林が破壊されている
という内容を読みました。
だからといって合成洗剤がいいのかとも思うけど、
なかなかうまくいかないものですね。
ちなみにライオンがヤシ油成分の洗剤を発売して、
そのCMで畑が映し出されていますが(菊川怜出演)、
確かにあれは森林破壊だろう、と思いますね。
殺虫剤もかなり使うだろうし。

だいたいライオン製品は家中化学物質の
オンパレードになるものばかりです。
まだましなのはストッパ下痢止めAくらい

この前モントリオールで見た
ワールドプレスの写真展では
考えさせられる写真が何枚もありました。
ダイヤモンド産業の末端で泥まみれで働く
アフリカのダイヤ産出国の子供たち。
その隣の写真はNYでのお得意様向けの新作発表会の
パーティー会場。

この差は何なんだ?!おかしいよ!
しかもダイヤはその多くが闇取引に利用され、
動くお金はテロリストの武器調達資金に回されている
事実があるのです。

私の結婚指輪には小さいダイヤがついているけれど、
もうこれ以上は買う必要ないか?

それから別の写真では、東南アジアかな、
学校にも行かず、
子供がミシンでTシャツの襟をひたすら縫い続けて、
仕事が遅い、と
雇い主に棒でなぐられる
というシーンがありました。

異様に安い服には
こんな背景が隠れているのかもしれないですよね。

メトロスピリチュアルは
これからさらに大きな消費者層に育っていく
とも予想されているので、
フェアトレード推進への影響力も期待できるかも。